昨日の講習は、奈良県大和高田市のMAURURU b ・hairさんでのアルファビューティー理論講習でした。
すでに、お世話になっている美容ディーラーの奈良ヤスイさんから導入をいただいています。先生に会うなり「使ってて十分に良さはわかります。」と、嬉しい言葉。
ただ、使ってみての美容師としての突っ込んだ質問やスタッフさんがこのアルファ水の良さをお客様に伝えることができるようにしっかり勉強したいとのことでした。
まずは、アルファビューティーの基本的な原理。そして、生成される水の特長をしっかり説明しました。内容は大体下記の通りです。
導入サロンさんもぜひ参考にしてくださいね。
高電解処理水α1とα2とは、水道水に専用処理用添加剤を溶かした水を、アルファビューティーのもつ最先端特許技術と、特殊交換膜により電気分解した生成水です。
図のようにアルファビューティーは、+極と-極がイオン交換膜などの隔膜で仕切られた電解槽を有しており、隔膜は水中のイオンを通過させ、水そのものの自由な通過は阻害する特殊な機能を備えています。
電解槽に注いだ水に直流電圧を印加し15分電気分解することで、水に含まれているミネラルイオンの性質によって、陽イオン(カルシウムイオン、マグネシウムイオン、カリウムイオン、ナトリウムイオン等)はマイナス極に引き寄せられ、陰イオン(塩化物イオン、炭酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン等)はプラス極に引き寄せられます。
また、電極の表面に接触している水が電気分解されて
マイナス極側では水酸化物イオン(OH-)、陽イオン、水素(H2)が多くなり、pH値の高い高電解アルカリイオン水「α1」が生成されます。
プラス極側では水素イオン(H+)、陰イオン、溶存酸素(O2)等が多くなり、pH値の低い高電解酸性イオン水「α2」が生成されます。
●pH(ペーハー)とは
水素イオン濃度のことで、アルカリ性や酸性にどれだけ傾いているかを表します。
PH7.0が中性でこれより低いほうが酸性、高いほうがアルカリ性となります。
このアルカリ性、酸性とは、水にどれだけの水素イオンが含まれるかという割合、つまり水素イオン濃度で決まります。水素イオンが多いと酸性になり、水酸化イオンが多いとアルカリになります。
●酸化還元電位、ORP(Oxidation Reduction Potential)とは
「酸化させる力」と「還元させる力」の差を電位差で表した数値のことです。
その物質が他の物質を酸化しやすい状態にあるのか、還元しやすい状態にあるのかを表す指標です。
この値がプラスで大きければ酸化力が強く、マイナスで大きければ還元力が強いということです。酸化力が強い、または還元力が強い、という能力を示すのに「酸化還元電位(mV:ミリボルト)」という単位があります。この数値がプラスで数値が大きい程、酸化力が強く、マイナスで数値が大きい程、還元力が強いことを表します。
つまり
●アルカリ・酸性の尺度⇒pH(ペーハー)
●還元力・酸化力の尺度⇒ORP(酸化還元電位)となります。
ここでアルファビューティーから生成される水を見てみましょう。
α1(高電解アルカリイオン水)
●pH(ペーハー) 10.5程度
※ペーハーが高い
●ORP(酸化還元電位)約-800mv(生成時)
※マイナスが大きい
●溶存気体 水素 還元体
●陽イオンの増加 還元体
アルカリ性(ペーハーが高い)で、還元力の高い水になります。
α2(高電解酸性イオン水)
●pH(ペーハー) 3.5~4.5程度
※ペーハーが低い
●ORP(酸化還元電位)約+500mv(生成時)
※プラスが大きい
●溶存気体 酸素 酸化体
●陰イオンの増加 酸化体
酸性(ペーハーが低い)で、酸化力の高い水になります。
このようにお店の水道水に専用添加剤を入れてアルファビューティーで15分間電気分解するだけで、アルカリ性で還元力が高いα1(アルファ1)と酸性で酸化力が高いα2(アルファ2)が簡単につくることができます。
あとは、このα1とα2を施術に使う工程とポイントを2時間かけて汗ブルブルでお伝えしました。
電気分解のところは難しかったですね・・・でも、施術の使用部分ではスタッフさん、目が輝いていました。
最後にこちらのスタッフさんもアルファビューティー導入を境にみるみるひどかった手荒れがほぼ完治していました。
技術者にとって本当に嬉しいことですね。嬉しくて「アルファ様」と呼んでいました。よかったですね・・・
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